変動金利と固定金利の違いは?

2021.06.22

住宅のチラシをみていて、

“3000万円の家が、頭金なしで
月々8万円台で購入できます!”

こんなチラシを見たことがありませんか?

そして、これならアパートの家賃に駐車場代をあわせれば、
一戸建てが買えてしまう。という気持ちになってしまうことでしょう。

もうご存知の方も多いと思いますが、
このようなチラシにでている価格は、
たいていが変動金利といわれる種類の住宅ローンです。

ちなみに3000万円を
よくチラシでみかける変動金利の1.2%という金利で計算してみた場合(35年返済)、
一ヶ月あたりの支払い額は、87,510

一方、固定金利の代表とも言われる
フラット35という住宅ローンの場合(金利2.7%でシュミレーションすると)、
3000万円の借入時に、一ヶ月の支払い額は、110,491円となります。

同じ、3000万円の借入額にも関わらず、
1ヶ月あたりの支払い額は、

変動金利 87,510
固定金利 110,491

その差、 22,981円となります。

同じ3000万円を借りているのに、
どうして、こんなにも差がでるのでしょうか?

これだけ違えば、みんな変動金利を選ぶはず…ですよね。
でも、変動金利の価格のチラシを出している会社の人であっても、
必ずしも、変動金利の住宅ローンを選んでいない人がいるのです。

いや、むしろ固定金利がほとんどかも知れません…。

なぜ、月々の支払いが安いのにもかかわらず、固定金利が選ばれるのか?
次回以降のブログでは、変動金利と固定金利について詳しく書いていきます。