用途地域とは?
2021.06.21
土地の表記には、
必ず「用途地域・建ペイ率・容積率%」という表示があります。
用途地域とは、都市計画において、市街化区域内の用途に応じて
13地域に分けられた地域区分のことです。
都市計画区域内は以下のような用途地域に区分されます。
・第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域
・第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域
・第一種住居地域、第二種住居地域、準住居地域
・近隣商業地域、商業地域
・準工業地域、工業地域、工業専用地域、
・指定外地域
これらには、
それぞれ建ペイ率%・容積率%・斜線制限、高さの制限などがあり、
その地域で建ててよい家の範囲をきめています。
規制が厳しいのは、ここに表記している上からとなり、
下にいくほど規制条件は緩くなります。
そのように考えると、下の地域がよいと思えますが、
上にある地域であれば、規制が厳しいため町並がよいことが多いため、
土地価格も高くなる傾向があります。
一方、準工業地域などは、一般的に価格が安く規制は緩やですが、
将来、高層マンションなどが近くに建つ可能性もあり、
住みにくい環境になってしまうことも考えられます。
土地を選ぶ際には、価格だけでなく、
いろいろな面をみて、選別をしていくことが重要です。